どんな時代、どんな環境でも

「このお店、いつからあるの？」というご質問を多く頂きます。

「コロナの年に…」とお伝えすると何となく皆さん「あ〜〜」と頷いてくださいます。

『前からずっと行きたかった』
『ずっと気になっていた』

お話の中でそう明かされる方がほとんどで「来て良かった、また来ます!」「友達や家族にも紹介しますね!」と喜んでお店を後にした後日、本当にご家族やお友達とお越しくださるお客様もおられ、徐々にお客様が増えて下さっています。

コロナ禍での移転オープン以降ずっと続けてきた改善・改良が少しずつお客様にも届き始め、先程のような嬉しいお言葉やご来店に繋がっている、と実感しています。

このたびミミカフェでは大幅なメニュー価格の改正により、値下げになったものや単品価格に分けたものなど、昨年からの大きな課題をまた一つ実行に移しました。

今のミミカフェにある、【一つの事を時間をかけてやり通す力】や、【結果を出し成果を形に変える力】。

元はと言えば、何でもすぐに飽きてしまい、上手くいかない事があれば『誰も助けてくれないからだ』と周りや環境のせいにばかりしていた、それが当たり前になっていた『自分という人間』を、自分がやめた事。

それが最初のきっかけとなり、芽が吹き育っていったように思います。

言葉には形がなく、口先だけの言葉では信用にもなりません。

不平不満ばかりを口にして、夢が叶わない事を誰かのせいにしていた人間。そんな人間に夢を叶える事などできるはずもなく…

『そもそも夢が叶うような努力をしていなかった』
『上手くいくまで頑張り続けなかった』
『それらを他人や環境のせいにしていた』

そんな当然の原因が自分自身にありました。

自分を【出来る人間】に成長させてあげることが何より大切だったと気付いてからは、誰かに助けてもらうのではなく、自分が自分を助けてあげる事に努めました。

それは、過去に父の死を体験し、改めて『自分を生きているのは自分自身に他ならない』という事に気が付いたからです。

他人も『自分自身』を生きていて、それなりに精一杯やっている。それはきっと同じ今を生きる人間として私も他人も同じ事。

それなら解決策を持ち合わせていない事を責めたところで、相手は神様ではなく同じ人間なのだから、目についた事に対して揚げ足を取ることなど無意味。

逆に、自分には何が出来るか。

口を噤んで行動で形にしていく事の方が大切なんじゃないか。

それが私の中の後悔を埋めてくれたり、求める未来や夢に繋がっているんじゃないかな、と。

−大人が頑張らなくなったら-

−文句ばかりの世界を作ってしまったら-

それが今育っている子供達の未来だとしたら、そんな大人になるために頑張る意味が見えなくなるのも当然です。

どんな夢でもそれを叶える大人がいて、叶った時には自信が持てて、夢を形にしたそれまでの努力が『強い自分』を作り上げる時…

きっとその時には、助けてくれない人を責め、環境を嘆く日々は終わっていて、周りから頼られ、大切な人を自分の力で守る事が出来る人間になれるのだと思います。

せっかくの人生を何と引き換えにしようか。

只々お金と時間を交換し続ける人生では、その未来に待つ現実を思うととても恐ろしい。

お金も学歴も社会経験もない。

生きていくための武器を持たない私には、経済弱者の未来が決定している…ならば永遠に現役でいられる『生き残れる店』を作ろう！と始めたのがMIMICAFEです。

千円にも満たない貯金しかなかった頃から始まり、今では店舗車両も含め何台もの車を所有・維持出来るまでになりました。

そして今年は、同じ考えを持つ方のための『個人事業主育成プロジェクト』を遂行しています。

数百円の貯金でも、離婚し自立して自分の力で生き残り食べていけている。

どんな時代になっても結果を上げていける方法のこと。

この記事を通してでもお役に立てたら光栄です。

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