MIMICAFEではお馴染みの『ミミママ』さん。
ママさんはステージ3の癌からおかげさまで10年以上経ちました。
初めて癌がわかった時の事は今でも鮮明に覚えています。
異常なことが続いて無理やり病院に行って、そのまま『悪性腫瘍』の宣告。
「ご家族の方も一緒に聞いてほしい」とドラマで良く見るような光景を現実で迎えたあの日。
どんなに明るくて強い母でも、そこからどん底に突き落とされ鬱のようになって。娘や孫、夫、家の全てが彼女の中から全て消えて【恐怖】の支配が始まりました。
それから私たちが今の世界に登って、今は平和の中で笑っていられることがまるで嘘のようです…。
私はあの時のことを『無力だった自分の世界』を捨てる良いきっかけだったと感じています。
物事に動じることのない力と、少なからず食べていくのに十分な経済力を、自分から生産できるようになれたからです。
面倒なこと、叶わないことは全て人のせい。何か他のもののせい。
そんな自分を今でも続けていたら、50歳になった今でも現実の問題や、未来に待ち受ける問題の両方をずっと引きずって生きる人生だったかもしれません。
忙しくても手を止めて、家族に関わる時間を持つことの重要さは、相手が一番苦しい時にこそ必要な行為だと思います。
後になって「ごめんね」などとしれっと謝罪をされても、すでに塞がったかさぶたは硬くなり、表面の傷は癒えて見えても根底にある生傷は一生癒えず、しこりとなって『どうせ何もわかってくれない』という【諦め】の形で残ってしまいます。
きっと当時の私は『自分が犠牲になるのが嫌だった』のだと思います。
『自分が他人の犠牲になるのが嫌だ』という大人になってしまって、「もっと他の人みたいにラクで楽しいことをしたい」「この家族の犠牲になりたくない」と。
そうこうしながら『私は悪くない』と心が揺れに揺れる中、大好きだった父の方が早く他界しました。
結局私は何をしていたのだろう。
人ひとり救えずに、大人になっても自分ばかり守って。
どうして揺れたりしたんだろう。
そのまま真っ直ぐ進めばよかったのに。
どれだけ馬鹿なんだ。
私にはその時すでに二人の子供がいました。
『楽なことに逃げる人間が子供の鏡になどなれるはずがない』
自分をそう深く恥じたことも、今の世界へ私を押し上げるきっかけになりました。
とにかく頑張ってみよう。
『強くなれた』と納得いく場所まで。
人生一度きり。
遊ぶのは強くなれた時でいい。今の自分が一番嫌だ。
命に変えて父が教えてくれた教訓は、『その世界に生きろ。きっと成長できるから。』というメッセージだったんだな。というお話しでした。
今年も店先の薔薇たちが綺麗に咲くと嬉しいです!
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